男性不妊症の治療方法は2

・テストステロンを投与する治療
 男性ホルモンの一種であるテストステロンを投与する治療になります。まず、テストステロンを投与していきます。そして投与することを中止すると、精子の数が増えることがあるのです。この治療は、その性質を利用した不妊治療になります。


・性腺刺激ホルモンを投与する治療
 脳の中にある脳下垂体という所から分泌される性腺刺激ホルモンによって、男性の造精機能は活発化されます。ですから、この性腺刺激ホルモンを補って造精機能を高める不妊治療になります。


精索静脈瘤の治療
 精索静脈瘤による不妊は、男性不妊の原因の3割近くをしめるといわれています。精索静脈瘤とは、精管の回りにある静脈が拡がって血液の循環を悪くし、造精機能が妨げられている状態のことです。この場合、低位・高位結紮術や経皮的塞栓術、腹腔鏡下手術などの治療を行います。


・精管通過障害などの治療
 精管通過障害とは、射精される際に、何らかの障害があって精子がうまく射精されない状態のことです。ですから、精管通過障害の場合は、精管が閉塞している部分を切り取って再びつなぎ合わせる手術を行います。


不妊の原因・男性不妊症
男性不妊症の方が増えているそうです

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